都会に来たぞ! Client Adviser: Louis Vuitton

田舎から都会の生活に変わるぞ!

高校生活 begin

高1

入学式も終わり、普通に学生生活が始まった。

家から徒歩で駅に向かい、JRに乗って、10分。ここまでは良いのだが、駅から歩いて校舎に着くまで20分ほどかかる。急な傾斜の地獄坂。

校舎が山の傾斜に建っていて、さらに1番上にあった。音楽科は、入り口が違うわけです。

学年に1クラス31名なので、3クラスのみ。

さあ〜どのように分裂するのか?

優等生3人組

中学から上がってきた奴ら

高校から入った私を含めの連中。

おっかなびっくり。

お互いに興味はあるが、何気に分かれている。

あとは、何処にすんでいるかによって、グループが細分化された。

公立からのグループは、中学から上がってきた子たちより


垢抜けている。


興味は、彼氏がいるかどうかなど


音楽とは全く関係ない。笑


音楽科というのは、面倒な科で、普通の勉強プラス、音楽史、ソルフェージュ、本科、副科がプラスされて1日の授業が一般の科より多くなり、早く終わっても夕方になる。試験も多くなるわけです。

私がいたクラスは、大半がピアノ科、そして声楽、作曲、弦楽器だったように思います。毎回の試験に課題が出されて、古典、練習曲、ロマン派、印象派、その他から、3曲。もちろん全て暗譜。

そして、誰が1番、誰が2番と順位が付きます。

そのほか、声楽の子達のために伴奏を引き受けたり、合唱があったりと、まるで、中華三昧?

ではなく、音楽三昧。

中には、一日中ピアノを弾いているんじゃないかと思う奴もいましたよ。でも、勝った負けたと試合のようになり、練習をしていれば、耳をダンボのようにして壁に張り付いている奴がいて、思いっきりドアを開けてあげると、ななななんでもなーい?って顔をして、

何というか嫌な世界でした。

学年末には、誰が1番だったかがわかるように、演奏会がどでかいホールで開かれ、


どうよ!ってことになります。


私の演奏は、意見が真っ二つに分かれるタイプでしたね。

ここに、大奥の図式があって、先生の取り巻きがいます。もうそれは、異常な世界。

何とか理由をつけて、一緒にお弁当を食べたり、手伝い、コンサートの準備、その他もろもろをして、気に入られようと必死な奴ら。


31人いて、31に分かれる最強のクラスで、

今思うと、何に命かけてやっているんだ?

そんな毎日。

そして、ことあるごとに音楽科は普通科から嫌われてていて?

年に一度の体育祭となると


キルビル状態


音楽科には負けないぜと意気込む普通科のスタメン。

大体、スポーツ部のキャプテンが花形。

こっちも馬鹿にされないようにと、この体育祭の時だけ、31人が合体します。キックボールという野球のルールで、ボールを蹴飛ばす。ミス ホワイトと呼ばれていました。


2年になると、全てにおいて慣れて、クラスの中での立ち位置が決まって、


お姉


私は、そう呼ばれていた。

私は、連んで遊ぶタイプじゃなかった。けれど、そこそこ仲良くしているクラスメートもいた。


そこで


友達の家に泊まりに行くと言って


デスコ

初めての新宿

18才?

んなわけない

ドラマのようだった。


つづく


今日の一枚


サーフボードのデザインを頼まれて



季節外れのハイビスカス🌺


コンビニ英語は、お休みします。


See you soon