都会に来たぞ! Client Adviser: Louis Vuitton

田舎から都会の生活に変わるぞ!

好きな人と自分の決めた道。


おこしやす〜


念願の天丼を作りました。

アルゼンチンの赤海老は、甘くて美味しい。

カボチャの天ぷら、玉ねぎの天ぷらと一緒に、

幸せの瞬間!

(その後、2日間、天丼でしたが)


大学2年の時に、自分の師匠は、この教授ではないと思い始める。

考え方の相違、大学特有の政治的背景。

誰それ門下になると、その教授の色に染まれば、とっても良い生徒。

私のつかされた教授は、父の知り合いでもあったために、自動的にこの教授につく羽目になっていた。

真面目な先生で、マニュアル通りに弾かせるタイプ。

しかし、その教授の演奏を聞いたこともなければ、共感する材料がなさ過ぎた。

課題曲が出て、そのほかに、指定された作曲家の中から選ぶので、だいたい3曲弾くことになる。

バッハ、エチュード(練習曲)、そして、その他の作曲家のもの。3部構成になっているものが多いので、全部弾くと、1時間くらいになる。

私は、小さい時から、名の知られた派手な曲ばかり弾かされていたので、その派手さに飽き飽きしていた。

選ぶ曲、選ぶ曲却下されて、何のために弾いているのか分からなくなってきた。


そこで


波風立てずに、この先生から去るためには、留学だ。

そのために、大学2年の選考会で、トップの成績を取らなければならない。

そして、それを実現して、大学3年から編入することとなる。他にも理由はあった。

出来るだけ遠くに行きたい。

親から、はなれたかった。


しかしここで、試練がやってくる。


大学1年の時に、夏になると講習会に参加。

リゾート地に1週間から2週間の音楽キャンプ。

ここで、1人の先生に出会う。

ピアノではなく、ヴァイオリンの先生だった。

ピアノというのは、とても孤独な楽器で、私はオーケストラに憧れていた。

ピアノにはない音色と表現。新鮮だった。

初対面のこの先生。

どうやらとても有名な先生らしく、いきなり言われたのが


僕のこと、知らない?


知りません。


私は、ピアノ漬けのつまらない人だと知ったわけです。

そして、彼のレッスンを受けたり、他の生徒のレッスンを見ているうちに、素敵だと思ったわけです。


レッスンがない時間に、やたらその先生に呼ばれて、あれ、それ、これって

何なんだ?


そして、キャンプも終わり、家に戻ると、その先生からの電話。

親が出て、ビックリ仰天‼️


メンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルトをいついつ何処どこで弾くから、来ないかと言われ、チケットは受付に置いてあった。


初めて聴くオーケストラ。


感動🥺


終わって、楽屋に挨拶に行くと、飯でもって言われて

食事に行き、家まで送って下さった。


それからも、1週間のうちに、今日はここ、明日はここと、色々なホールに出向くことになり、

その当時、彼にはファンクラブまであった。

車から、ひきづり下ろされたこともあった。笑

恐るべし、ファンのおばちゃんたち


そして


彼の彼女になることになったのだが

私は、2番目の彼女となることを、その時は知るすべもなかった。


to be continued


プラスLOVE❤️