医者のための患者なのか?患者のための医者なのか?
うちの猫さんたちです。
今日は、パンを焼きました。
米粉、全粒粉入りの生食パンです。
強力粉だけではなく、米粉と全粒粉を少し混ぜて
はちみつ、塩、生クリーム、牛乳、水とイーストで作っています。これで二斤強の大きさです。
こんにちは😃
私は、超昔のピチピチな頃に、2年間ほど個人の病院に勤めていました。開業したばかりの胃腸科内科のクリニックでした。受付のお姉ちゃんをしていましたが、その頃はレセプトを毎月従業員総出でやっていた頃です。処方箋も院内でされる時代の頃で、コンピューターに入力もしましたが、基本先生の手書き。
毎日の仕事は大したことなかったけれど、レセプトになると死にたくなるほど嫌でした。でも、バイクで通勤できたし、看護婦さん(今では看護師さんですが)もベテランさんで、とっても雰囲気が良く長老のおばあちゃんも母親のようで、なんかミスすると、テヘペロ〜で済んだ職場でした。
医師は1人、事務長は性格の悪いカミさん。
前回日本に行った時も、胃カメラをしてもらい、私の信頼している医師の1人です。
でも、先生の顔を拝みにでも行こうかとたまに行くと
何しに来たんだ?
何しに?具合が悪いから来たんですけど?
と、必ず同じ挨拶。笑
私は、結局のところファザコンなのか?先生という職業の人を好きになる傾向にいましたね。
まっ、でも恐ろしい事務長が毎日一緒の職場。
この夫婦には子供がいないので、24/7ずーっとずーっと一緒にいるわけです。
先生は、かなり有名な医大の外科医だった人。兄弟全員医者。
奥方は、日本で有数な企業の令嬢。
何というか、その一言が余計なタイプの女性。
2年で退職しましたが、退職する時には地元のじいちゃんばあちゃんから、孫の嫁に来ないかと言われるし、漁師さんからは海の産物をターンともらい。笑笑
ヤクザのおじちゃんもそれはそれは親切で、楽しかったな〜。
具合が悪くなれば、先生がちゃんとみてくれるし、
毎月食事会もあるし、夢のような職場でした。
そして、辞めてから数年経ち、娘が1歳半の頃に事件が起きました。
走り回るのが楽しかった娘が、ラグにけつまずいてそのまま顔から倒れ、倒れた場所がコーヒーテーブルの鉄の脚先。
ギャーから始まり、おでこの眉毛の上がバックリ切れて、骨が見えていました。寝かせたママ、傷口を押さえながら震えている自分。とりあえずぎゅっと包帯を巻いて、電話!電話!
丁度昼休みに入るところで電話に出てくれて、もう何を言ったかも覚えていません。
すぐに連れてこい!
着替えも何も考えられず、車に飛び乗り病院へ。
娘を抱えて病院に入ると、懐かしい看護婦さんが私達を待っていてくれて、診察室へ。
一緒に診察室に入ったのですが、私はギャーギャー泣いていて、(娘は泣いていないのに)
先生!嫁入り前だから、傷が残らないようにね!
というと
お前うるさいから外に出てろ!
と言われて、外で待ちました。
麻酔をする時にちょっと泣きましたが、後は全然平気だった娘。
先生、ありがとうございました😭としおらしく。
その時に思いました。もちろん知っている人だったからかもしれませんが、この先生がいなかったら、もっと時間がかかって、大変だっただろうなと。
医者は知り合いの方が何かと良いな。でも、それだけじゃなく、昼休みを削って、娘のために手当をして下さった先生に感謝。
そして、娘が15になった時に、やはりこの先生に助けられたのです。
1年ほど前から便秘に悩まされ、出されるのは下剤のみ。それでも改善されず
このヤブ医者!と言いながら 笑
婦人科に連れて行き、この腹痛と便秘が子宮とは関係なかったのですが、ここで知り合った先生が、詳しく調べて下さって、やはり胃腸だろうということで、紹介状をすぐに書いてもらい、また、この先生のところに行くことになったのですが、ここじゃ無理だってことになり、大船中央病院という病院に即電話をしてくださり、そのまま病院に向かって、MRI、CT、血液検査などありとあらゆる検査をすぐに受けることができて、即入院!
どうやら知り合い同士だったそうです。
そして、聞いたこともない病気、それも特定疾患(難病)ということが判明。
それからかれこれ7年。
アメリカに来てからも、その先生とはEメールで繋がっています。手術の時も、わざわざ電話まで下さって。
アメリカの病院は、恐ろしいとまで仰っていたほどです。笑
私の勝手な意見ですが、地方の国立の医大を出ている先生の方が、良心的で、都内のK大学とか私立の親のコシヒカリの先生は、すかんです。
まず!患者のために、目を見て話す先生以外は、論外と私は、思っています。白い巨塔の財前五郎より、内科の忘れましたけど、(江口洋介)先生。そして、病理学の何ちゃら先生とか?昔、仮面ライダーのショッカーの親分でしたけど 笑
患者に一言も喋らせず、話しまくってまた来週?
教授かなんか知りませんが、アウトー!
どうも日本だと、先生様と偉そうに待つのは当然て顔をしている医者多くないですか?
まっ今は医療崩壊と言われている時期なので、病院関係者には多大なる感謝と敬意は持っています。
昨日も、NHKの報道番組をみました。クラスターの現実と向き合い、他の疾患を持つ患者さんの受け入れや、なんとかコロナ感染者を受け入れられる病院と病床を確保するために、不眠不休のまいにちだとおもいます。私たちができることは、これ以上増やさないために、個人が自覚を持って行動することだと思います。
では、この辺で
See you soon
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