都会に来たぞ! Client Adviser: Louis Vuitton

田舎から都会の生活に変わるぞ!

どうしてなの?(クリスマスの別れパート2)


可愛いさが、やはりわからず

こうなったらとことんキャラを出すことにしました。

いかがでしょうか?


さて昨日の続き


悲しいクリスマスが過ぎて?年明けを迎えて、

徐々に普通に戻りつつあった頃、

日本から、彼が演奏旅行でウィーンに来るとのことでした。

何故それを知ったのか?よく覚えていませんが、

実は、日本から離れる前に、留学のことを話した時に


君は留学には向いていない。


そう言われたのでした。


寂しがりやの君が、どうして留学を決めたのか?僕にはわからないと。


私は、とにかく家から出たかった。

これなら正当な理由として両親から離れられる。

そう思ったのもあるし、自分が音楽を学んでいる以上、日本にルーツはないと思ったからだ。

それがどれだけ思い上がっていたことかを留学してよくわかった。

私程度の人はいくらでもいると。


彼とのことも、ちょっとお休みしたいという理由もありました。

18の娘が、どれだけ背伸びをしたとしても、たかが知れていて、彼との関係が対等ではないことに気づき

このまま自分が彼の色に染まるだけだと思ったからです。それでも良かったのかも知れないけれど、彼と一緒にいても、あっちこっち演奏会の毎日で、時間が空いた時に会うというのは、私が家にいる身だったら、ほとんど会うこともないんだなと思うと、私っていったい何?それが正直な気持ちで、年齢の差が距離の遠さだった。


留学してからの毎日は、きつかった。

ピアノを弾く気にもならない、同居の2人の先輩と言っても全く知らない人で、結局1人で過ごす時間の方が多く、友達も2、3人いたけれどいわゆる18の遊びをすることもなく時間が経つのが遅かった。

日本からエアーメールが来ては泣いていた。

だから、彼が来ると思っただけで、目の前が薔薇色になった。おしゃれもしよう、買い物にも行こう、街の中を散歩して、一緒に行けるレストランも探そう。

彼が来るまでの毎日が、愛おしかった。

とりあえず、泊まるホテルのロビーで待ち。

彼の姿を見て照れくさかった。

普通は、駆け寄って飛びつく?

無理だから。。。。笑

到着した日は、さすがに疲れている様子だったので、食事をして別れた。

翌日、コンサートのゲネプロを会場で聴いた。

そして、コンサートの後に食事に行くことになっていた。

のに。。。。。

ロビーで、待ちぼうけ。楽団の人が慰めに来てくれた。

もう遅いから帰った方が良いって。

あの頃は携帯なんてなかったし

顔じゅうに あ わ れ

大人の女なら、バーで酒飲んいるのだろうな〜

3日間の滞在だったから、あと1日

その日は、本番までの時間しかなく結局は合わなかった。

どうしてなの?

せっかく会えたのにと思ったけれど。。。


その後、彼がいなくなってから聞いたのは、

帰りたいと思う気持ちが強くなっては行けないからという彼の配慮だった。


日本に帰ったら、他の人が現れているかも知れないし。

待った。待たせたは、やめにしようと決めたので、


てなわけで、若さゆえわからないことも多く


海外に来たは良いけど、思った方向には行かない毎日でした。


では、この辺で


ベアーちゃんは、本当は寂しがり屋さんなんでチュー。

きもっ

See you soon!